ボンキュッボンになるためには?バランスのいいボディラインは?
キレイになりたい!と思ったときに、
むやみにヤセればいいと思っている方も多いと思います。
でも、実際には、単に、ヤセただけでは美しくありません。
とくに女性らしさは、実はバランスよく
適度に脂肪のついた体型なのです。
例えば男性に、「ヤセた美人とぽっちゃりしたかわいい人、
どっちがいい?」と聞くと、たいていの男性は,
ぽっちゃりしてかわいい人がいいと答えます。
男性は、いい子孫を残すことのできる健康的な女性を
本能的に見分ける能力を持っています。
そのため、男性は、軽くつきあう程度なら、
ヤセた美人もいいでしょうが、長くお付き合いをし、
て結婚まで視野に入れた場合、ほどよく脂肪のついた
健康的な女性を選ぶ傾向が強いのです。
つまり、結局、人気があるのは、
ヤセて貧弱な女性ではありません。
女性らいいエネルギーのあるボディの持ち主に、
男性は集まってくるのです。
さらに、男性と女性の求めるものも違います
女性は、男性に対して、やさしさや愛情を求める傾向が
強いと言われますが、実は男性は女性に異性としての
ボディや魅力を求めるようです。
この女性らしい究極のボディラインが、
自分の骨格に合ったバランスのよい体。
胸だけを大きくしたい、ウエストだけを細くしたい・・・、
憧れるボディはいろいろあります。
しかし、一番美しく見えるのは、
本来生まれ持った骨格にバランスよく筋肉と
脂肪のついた状態なのです。
流れのいい体ならば、理想的なボディラインを
キープでしているはずです。
でも、不規則な生活の中で、冷えが原因で、お腹か、
足ばかりがむくんで下半身太りになったり、首コリで、
顔のリンパが滞って顔ばかりが大きく見えたり・・・。
全身鏡を見て、どこかが目立って気になったら、
そこに体のひずみができています。
理想のボディラインは、
ひずみのない全体的にバランスのとれた体。
つまり、体の内側から健康で、
キレイな状態をキープできて、
はじめて作られるものでもあるのです。
そのために、深部のリンパを刺激して、
生まれ持ったいい体質に戻すのと同時に、
本来の骨格にあったバランスのいい体を目指しましょう!
ボンキュッボンになる極意
ボンキュッボンになる方法を
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ヤセにくかった体質をすっきり変える方法
では、美しくなるのを妨げる体内リンパの滞り
その正体はどんなものなのでしょうか?
リンパは、
- 全身に網の目のように張り巡らされているリンパ管
- 多数のリンパ管とつながって流れるリンパ液を浄化する役割を果たすリンパ節
- 胸腺、脾臓(ひぞう)
などんお特殊なリンパ性器官を
総称してリンパ系と呼ばれています。
リンパは、体の隅々まで、末しょうから
一方向に流れています。
そして、わきの下や首、足の付け根にある豆粒状に
集まっているリンパ節を通って、汚れた水分や異物や
老廃物をろ過しながら流れていきます。
リンパ系は、
- 体内に侵入した異物から体を守る免疫システム
- 余分な水分や老廃物などの不要物を回収して運搬する働きをするシステム
の2つの大事な働きを担っています。
ところが、体のどこかでリンパの流れが滞ってしまうと、
余分な水分や老廃物がたまりやすくなってしまいます。
例えると、
ちょっと住宅地などを流れる汚れた川を
想像してみてください。
ゴミが川に投げ込まれ、その異物がそのまま
放っておかれれば、
そこに新たなゴミがたまっていきます。
水はどんどん流れていきますが、
ゴミのために川の流れが細くなり、長い期間を経て、
川の流れさえ滞り、臭いがで出てきてしまうのです。
リンパは体を流れる川のようなもの。
リンパの流れが滞ることで、次々に流れてくる
水の流れが悪くなり、
そこに余分な老廃物がたまり、むくみやコリが生じます。
それを放っておけば、体の中でもその場所だけ太い、
色ツヤが悪いばど、バランスの悪い体を作る
原因になってしまうのです。
リンパの流れがスムーズでなく滞ってしまった状態こそ、
「ヤセにくい・むくみやすい」「太りやすい」
体質を作っていたのです。
どんなダイエットをしても、効果が出ていない人
深部のリンパを活性化させると、
表層のリンパも活性化します。
そのため、深層のリンパを刺激するマッサージを行なうと、
体内にあるリンパがすべて活性化されてくるのです。
深層と表層にあるリンパの関係は、
体内を流れる血液と似ています。
血液が細い血管から太い血管、そして動脈へと
流れていくように、リンパも細いリンパから
太いリンパへと吸収されていきます。
ここで、体をくまなく流れるリンパの仕組みを簡単に説明
リンパ管には静脈と同じように
内側に弁があり、リンパの逆流を防いでいます。
そのため、逆流することなく、
末しょうから一方行に流れているのです。
そして、末しょうにある毛細リンパ管は、
浅い層にある浅リンパ管、
深部にある深リンパ管へと流れていきます。
浅リンパ管は静脈に沿って走ることが多く、
皮膚に近い皮下組織などにあります。
そして、深リンパ管は、
深い層の動脈・静脈に伴い太いリンパ管です。
これらのリンパ管は、途中ひさや鼠径部(そけいぶ)など
にあるリンパ節に流れ込み、リンパに含まれている
老廃物や余分な水分は大部分が除去されます。
そして、深部にある太いリンパ管は、最終的には、
鎖骨あたりにリンパ本幹と呼ばれる直径数ミリ
の太いリンパ管に至り、静脈へと流れていきます。
これがリンパの主な流れです。
血液のように心臓の動きによって流れていくものと違い、
リンパにはポンプの役割を果たすものがありません。
では、何の力によって流れているのかというと、
リンパ管を取り囲む筋肉が収縮することで、
リンパ液を流しているのです。
筋肉がこって硬かったり、運動不足で筋肉を
使ってなかったりすると、
必然的にリンパの流れが悪くなります。
そこで、筋肉を鍛え、マッサージなどで
組織に刺激を加えることで、
リンパの流れをよくすることが可能です。
例えば、血液は約40〜60秒で体を一周する。
それに対してリンパは、
大きな幅がありますが、
約12時間〜24時間もかかると言われています。
ところが、筋肉の力が衰えれば、さらにその時間が長くなり、
体の中での老廃物の滞留時間が長くなり、
疲れやすかったり、体調を崩す原因にもなります。
このようにリンパの滞りは、
肥満や、体調が悪くなる原因のひとつです。
とくに、体調に大きな影響を与えるのが、
深部にある太いリンパなのです。
しかし、この深部のリンパが滞る前に、
まず表層のリンパの滞りがはじまります。
というのも、人間の体は、大切なところから
滞らないようにできているのです。
そのため、生命に大きな影響のない、足先や手先などの
末しょうの毛細リンパ管や
表面にある細いリンパの流れが滞ります。
まず、表面のリンパが滞ると、冷えや肌荒れ、
クマ、軽いむくみなど、症状が表面に表れてきます。
そして、そのままリンパの滞りが進行して、
深部にまで至ると、
- ひどいコリや体が硬くなる
- ひどいむくみ
- 代謝が悪くてヤセられない
- 疲れやすい
などなど、根本的な体の不調を引き起こします。
また、免疫系を担うリンパの深部まで滞るのですから、
ひいては大きな病気の原因ともなりうるのです。
深部のリンパが滞っていれば、
先に滞っているはずの
表面のリンパの流れも悪くなっています。
しかし、滞りに気づいて表面のリンパの流れだけが
よくなったとしても、根幹となる深部のリンパが
滞っていては、体質の改善までには、至らないのです。
今までどんなダイエットをしても、
最初は体調がよくなったけど、
思うような効果が出ていない。
そう感じているのなら、
マッサージを行なってみてください。
深部のリンパを刺激していくと、
必然的に表面のリンパも活性化してきます。
体内リンパを刺激することで、
深層、表層の両方のリンパにアプローチして、
全身の流れを効果的によくする方法なのです。
深部のリンパの流れをよくする方法
ボンキュッボンになり、
全身のリンパの流れをよくする方法は、コチラ
バランスのいい体を目指す方法とは?
いわゆる「リンパマッサージ店」の広告で、
- 皮膚に近い「浅いリンパ」を刺激したら肌がキレイになる、
- 体の奥の「深リンパ」を刺激したら内臓が健康になる
といった謳い文句を見かけることがあります。
それは本当なのでしょうか?
深部のリンパと浅部のリンパとで働きが違うの?
確かにリンパ管は、皮膚の表面に近いところにも、
体の内部の深いところにも走っています。
皮膚の少し下を通る「集合リンパ管」を
「浅リンパ管」といいます。
そして、集合リンパ管が集まった「リンパ本幹」を
「深リンパ管」と呼びます。
マッサージ店の宣伝通りだとすれば、
浅リンパ管と深リンパ管では、
機能や性質が異なっていなければなりません。
ところが、実際には、浅リンパ管と深リンパ管とでは、
通っている場所や間の太さこそ違うものの、
リンパ液を流すという機能に関しては特に差がありません。
通っている場所が、浅いか、深いか、
という違いしかないのです。
つまり医学的見地から見て、
浅いところを通るリンパ管と美容との関係性、
深いところを通るリンパ管と内臓の健康との直接の関連性は、
特にないといわざるを得ません。
もちろん、体にマッサージを施せば、その刺激によって、
血行が促進されるなどして、健康面や精神面に、
何らかのメリットがあるのは間違いないでしょう。
ましてや、そのマッサージが結果的にリンパ液の流れを
促進したら、組織液が溜まり過ぎるのを防いだり、
老廃物の運搬が促進されたりすることも考えられます。
だからといって、浅いリンパ管を刺激したらこうなる、
深いリンパ管を刺激したらこうなる、といった
具体的な根拠や臨床データは今のところはありません。
あなたは現時点での正しい医学的知識に基づいて、
あなたの健康を考えていただきたいと願っています。
現時点と申し上げたのは、未来において、
新しい発見がなされる可能性を
否定するわけにはいかないからです。
医学は永遠に進歩し続けます。
将来、リンパ系に関する画期的な治療法が生まれれば、
それが新しい常識をつくることになるでしょう。
例外として、小腸の中心リンパ管については、
「脂肪を吸収する」という特殊な任務を帯びています。
その意味において、中を通っているリンパ液の成分が、
他の場所のリンパ液の成分が他の場所
のリンパ管とは異なる、ということはいえます。
ちなみに、皮膚の表面に近いリンパ管の特徴の一つとして、
皮膚の老化と密接な関係があることを紹介しておきましょう。
紫外線をずっと浴び続けると、
高齢になるにつれて皮膚が厚くなったり、
表皮がムクミを起こしたりすることがあります。
いわゆる「光老化」の状態です。
これは、紫外線によって皮膚が炎症をおこし、
表皮のすぐ下の「真皮」にある血管やリンパ管が拡張して、
リンパ管の吸収能力が低下したことが原因。
ネガティブな情報ではありますが、
皮膚に近い「浅リンパ管」の劣化が、肌の老化につながる
おそれがあることをご理解いただきたいと思います。
それを防ぐのは、